埼玉の武将 熊谷直実
直実の一生を大きく変えたことは
義経とともに一の谷の戦いに出向きそこで平敦盛に出会ったこと。
直実は義経と同行し鵯越えの戦いに参戦、波打ち際を敗走する敦盛を呼び戻し一騎打ちとなる。
それから400年後 信長がこの二人の出会いを題材にした舞を踊って桶狭間へと出陣する。「人間50年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり」と
頼朝挙兵~義経の鵯越え~須磨の浦での直実と敦盛 そして敦盛を慕う玉織姫。大川橋蔵、美空ひばり、大友柳太郎の映画と織田信長の幸若舞敦盛、直実節.のビデオを見ながら説明。そしてこの二人の美談は敦盛草と熊谷草というラン科の花の名前になる。
(転載自由画像)
東慶寺
縁切り寺で有名な東慶寺。ここには多くの歴史的な話題がある。
大阪城が落城時 豊臣秀頼の娘 天秀尼は大阪城から脱出し千姫の養女になることで助命されこの寺に入る。
その時落城する大阪城から戦火をくぐり敵をさけて連れ出したのが埼玉の城 忍城の城主の娘だった 甲斐姫。甲斐姫は男勝りの武術と美貌を買われ秀吉の側室になり淀殿の側近として秀頼を擁護した。そして戦火をくぐって天秀尼を逃がしたのだった。東慶寺の天秀尼の墓に寄り添うようにある塔は甲斐姫のものと言い伝えられている。
(写真は歴史めぐりの時平川撮影)
(平川撮影)
建長寺
御本尊が地蔵菩薩。菩薩とはまだ悟りを開いていない。
釈迦の両側には文殊菩薩と普賢菩薩。弥勒菩薩は釈迦が入滅後50数億年後に現れ衆生を救う。それまでの間六道輪廻で苦しむ人を救うのが地蔵菩薩。
他に観音菩薩がいる。正式名観世音菩薩。観自在菩薩ともいう。
無観世音菩薩、般若心経の観自在菩薩行深般若波羅見多・・・・でなじみのある菩薩。
(平川撮影)
(平川撮影)
長谷寺
ご本尊は11面観音。
錫杖と数珠をもつ。
頼朝42歳に時厄除けのため阿弥陀堂を建立。
仏像について
奈良の大仏は 廬舎那仏(華厳経に出てくる如来) 鎌倉、牛久大仏は阿弥陀如来
阿弥陀如来は指を丸めている。釈迦如来が地球上の如来に対して阿弥陀如来は全宇宙的な如来、法性法身(言葉や形、色をもたず釈迦を通して衆生を救う。)(平川撮影)
(平川撮影)